猫ちゃんとの暮らしをスタートすることはとてもワクワクしますよね?
猫ちゃんとの生活は大変なことも多いですが、その大変さ以上の喜びをもたらしてくれるでしょう。実際に多くの研究では猫と触れ合うことでストレスが軽減し、幸福感が上がるという報告があります。
その素晴らしい生活を実現するのためにも、猫を迎え入れる前に覚悟しておくべき心構えがあります。「こんなはずじゃなかった」と感じてしまうのは、猫ちゃんにも飼い主にとっても悲しいことです。
この心構えができていれば、猫ちゃんとの生活をより楽しむことができるでしょう!
猫ちゃんを迎える前に、ぜひご一読ください!
心構えとは?
猫は「一人が好き」「手がかからない」「トイレもすぐ覚える」といったイメージを持たれがちです。そのため、世話にもあまり手がかからないように見えるかもしれません。
しかし、それは猫ちゃんの性格による部分が大きく、一概に言えません。
保護猫5匹を飼っている我が家でも、「こんなことある?!」というドタバタ劇が繰り広げられています。笑って流せることと、深刻に悩んでしまうこともを経験しました。
その中で特に覚悟しておきたいことを4つお話しさせていただきます。
「こういうことがあるんだ」ということを知って、覚悟をしているだけでも、実際に起きた時の心の持ち方や対応が変わってくると思います。
ぜひ他人事ではなく、自分事として読んでいただければと思います。
猫を飼うための4つの心構え
猫ちゃんをお迎えするための心構えは以下の通りです。
壁紙は諦めろ!壁走りするパニック猫
どんなに対策をしても、猫の爪とぎを完全に防ぐことは難しいです。壁で爪とぎができないようにするためのグッズや方法は数多く紹介されていますが、それでも、100%防げるわけではないことをご理解ください。
我が家のビビリな女の子はパニックになると、部屋中を駆け回ります。それも、地面だけではなく壁まで走り回るんです。飛んで跳ねて走り抜ける様子に驚かされました。
当然走ったところの壁紙には爪の跡。天井にまでついたときは猫の身体能力とそれを前にした人間の無力さを思い知らされました。
賃貸等でどうしても壁紙を守りたいという方もいらっしゃると思います。しかし、ある程度の対策をしたらそれを超えた範囲のところは諦めるということも猫とストレスなく過ごせる一つの考え方かと思います。退去時の壁紙補修代は覚悟しておくという心構えも必要です。多少の引っ掻き傷なら補修剤もありますので是非ご検討ください。
足におしっこをかけられた丑三つ時
猫の粗相にはトイレの不満や未去勢のオスのスプレー行為、泌尿器系の病気などさまざまな理由が考えられます。泌尿器系の病気の場合、猫は24時間尿が出ないと尿毒症で命を落とすこともあると言われています。少しでも不調を感じたらすぐに病院へ行きましょう。
一般的に言われている上記のような理由以外にも粗相をされることがあります。我が家であった珍粗相事件は以下の通りです。
・蓋の空いた洗濯機に入り粗相。(上から入るタイプのトイレを我が家は使っているため、それと勘違いした?)
・寝ている私の足元を急に掘り出したと思ったらそのまま粗相。足にかけられて夜中に飛び起きました。
・寝ようと思ったら毛布の上にう⚪︎ちが….。忙しい日が続き、最近構ってあげられてないなぁと思った矢先の出来事です。
・避妊済みの雌だが猫嫌いの人間好き。飼い主が構う時間が少ないと粗相することがあります。この子には娘も息子もおしっこをかけられており、マーキングかもしれません。
独占欲の強い猫が抗議活動として粗相することがあるというのは、実際に猫を飼って初めて知ったことでした。飼育書などには書かれていません。
この結論に至るまで、ネット検索や本で粗相の原因を調べ、トイレを工夫や数を増やすなど(うちは猫の頭数+3個のトイレがあります笑)様々な対策をしました。でもどう考えてもわざとだなということが何度もありました。
猫の粗相に悩まれている方は意外と多く、急に粗相するようになることも少なくありません。最大限の対策をしても粗相される時はされてしまいます。治らないこともあります。
粗相を放置することはできませんが、すぐに掃除できるような環境を整えるなど、お互いにストレスなく過ごせるような飼い主側の工夫が大切です。
インテリア?何それ美味しいの?
粗相や爪研ぎと関連して、インテリアや家具にこだわるのは難しくなるかもしれません。
読者の方が、何十万円もするソファーをすぐに買い替えられるようなお金持ちならいいかもしれませんが、多くの方はそうではないと思います。
高いソファーや家具に粗相や爪の跡が残ると悲しいですよね?床材もフローリングで無垢床なんて憧れますが、猫のおしっこが染み込んだりしたら大変です。猫のおしっこは匂いがかなり強烈で、木に染み込むとなかなか取れません!!
また、そのような高価なものを守ろうとして、猫との生活にストレスを感じてしまったら本末転倒です。
我が家は一軒家を購入するときにブランド家具なども検討しましたが、結果ほぼほぼIKEAにおさまりました。
おしゃれ部屋に欠かせない観葉植物も、置けるものが限られます。猫にとって毒性の強い植物が多いためです。
猫に安全と言われている植物でも、猫に食べられると枯れたり、飾るにはかわいそうな姿になってしまうこともあります。我が家の大きなエバーフレッシュは下の方に生えた葉は猫の餌食になっています。
地味〜にしんどい睡眠妨害
これが一番飼ってからわかったことですが、猫を飼ってから朝までぐっすり寝た記憶がほとんどありません。私が眠りが浅いのかもしれませんが、夜中に布団に出たり入ったり。その度に布団を持ち上げさせられます。急にお腹にふみふみしてくるので、ウトウトしながらなでなで。終わったかと思ったら、また1時間後にふみふみ。。。
やっと寝たと思ったら、明け方にご飯の催促で起こされるのです。
私の友人は「朝ごはんの催促されても絶対起きない。そのうち私が起きるまで待つようになる。」と言っていました。私も7時過ぎまではあげないようにしていますが、毎日6時前くらいに起こされます。待ってなんてくれません。
猫の性格にもよると思いますが、基本的に猫は夜行性。ぐっすり寝たいなら猫と寝室を別にすることをお勧めします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?一般的に言われている猫の行動とは異なる点も多かったかもしれません。人間も猫もさまざまな性格があることを理解し、その猫ちゃんに合った飼い方を模索していけたらと思います。
「こんなはずじゃなかった」と感じることがあっても、「この子はこういう子。じゃあどうしようか?」と臨機応変に考え、に猫ちゃんとの生活を楽しんでくださいね!
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