猫のオスとメスどっちが飼いやすい?性格や特徴を解説!

「猫を飼いたいけど、オスとメスのどちらを選べばいいの?」と悩んでいませんか?飼い主の環境に合った猫を選ぶためには、オスとメスの違いを知ることが大切です。

もちろん、個体差はありますが、一般的にオス・メスそれぞれに特有の性格や行動の傾向があります。それを理解すれば、猫も飼い主もストレスの少ない、幸せな暮らしができるかもしれません。

我が家にはメス猫1匹とオス猫4匹の保護猫がいます。それぞれの特徴を見てきた経験から、この記事ではオスとメスの猫の違いを紹介します。

この記事を読むことで、あなたの生活環境に合った猫の特徴を知ることができ、猫との快適な生活の一助となるでしょう。

かんこ
かんこ

かころん家の紅一点!かんこちゃんがメスの特徴について解説しますわ!

バロン
バロン

かころん家初めての猫で、かんこ母さんの息子のバロンがオスの特徴を教えます。

そもそも猫のオスとメスってそんなに違うの?

人間でも男と女、どうしても分かり合えない部分ってありますよね?男性と女性では脳の働きが違うので、お互いの行動や心理が理解できない時もあるのではないでしょうか?

猫もオスとメスの与えられた役割と環境によって、オスである特徴、メスである特徴というものがあります。特にメスは自然界の過酷な環境の中で、子育てという大義を担うので、神経質な場合が多いです。

もちろん個体差や環境による違いはありますので、すべての猫に当てはまるとは言えません。ただ、根本的な土台にオスの特徴とメスの特徴があり、その上に個性や環境による変化が現れるのではないかと考えます。

例えば、家の基礎がオス猫・メス猫としての本能で、その上に立つ建物は、環境や個性といったところでしょうか?そこに3階建が建とうが平家が建とうが、基礎の大きさや形は変わらないですよね?

なので、オス・メスとしての特徴を知っておくことは、猫への理解が深まるとともに、彼らとの生活の上で大切な知識となります。

かんこ
かんこ

オス猫は、もっとメスの繊細さを理解してほしいものだわ。。。

バロン
バロン

母ちゃんのキレどころがわからない。

かんこ
かんこ

基本的に他の猫が嫌いだから私のパーソナルスペースに入って欲しくないわ!

だからって目の前通っただけで殴るのは。。。

猫のオス・メスの特徴

ここからは猫のオスとメスの特徴と、飼う上での注意事項などを解説していきます。

オス猫の特徴

オスの外見的特徴

オス猫は、メスに比べて体が大きくしっかりとした体格をしています。

猫の世界では顔の大きな猫が強いとされているので、オス猫はエラの張った丸い顔をしています。顔の面積で頬が多くの割合を占めるので、目や鼻が中央によっているような印象を与えます。

バロン
バロン

ドラえもん見たいって言われたことがある。。

かんこ
かんこ

褒められてる気がしないわね。

オスの性格的特徴

オス猫はヤンチャで甘えん坊な性格をしています。遊ぶことも大好きで、積極的に行動します。人の膝の上に乗ったり、抱っこされることも嫌がらない子もいます。

反面、寂しがり屋で、飼い主がいないと問題行動を起こしたりすることも

飼い主さんと離れると不安になり、大きな声で鳴いたり、物を壊してしまうなどの問題行動をする分離不安症という病気があります。この病気は去勢済みのオス猫の方が避妊済みのメス猫よりも多かったと報告されています。

https://news.mynavi.jp/article/20170301-catosumesu/

家に人がいない時間が少なく、猫と遊んだり、撫でたり、積極的なコミュニケーションを取りたい方はオス猫をお勧めします。

オスが罹りやすい病気

オス猫がかかりやすい病気にはいくつかの特徴があります。以下はその代表的なものです。

  1. 尿路結石・尿路疾患
     オス猫は尿道が細く、尿路結石や膀胱炎、尿道閉塞などの尿路疾患にかかりやすいです。特に結石が詰まると排尿困難になり、命に関わる場合もあります。このため、特にオス猫には、尿路ケアに配慮した食事や水分摂取の管理が重要です。
  2. 尿道閉塞
     尿道がオス猫は細く長いため、尿路結石や炎症で尿道が詰まりやすく、尿道閉塞を引き起こすことがあります。これは緊急を要する状態で、放置すると命に関わるため、早急な処置が必要です。
  3. 肥満
     オス猫は去勢後にホルモンバランスの変化で太りやすくなる傾向があります。肥満は糖尿病や関節炎、心臓病など多くの健康リスクを引き起こすため、適切な食事管理と運動が重要です。

また、去勢していないオス猫の場合、前立腺肥大前立腺炎などの前立腺疾患や、精巣腫瘍などのリスクがあります。スプレー行為などの問題行動を避けるためにも、繁殖を望んでいない場合は去勢手術をすることが大切です。

バロン
バロン

俺も膀胱炎やったけど辛かったわ〜。おしっこ出ないのにしたくなるからあらゆるとこで漏らしちゃったよ。。

かころん
かころん

それを追いかけて掃除する私も辛かった。。

メス猫の特徴

メスの外見的特徴

オスに比べて体が小さめで、丸みがあります。毛が柔らかく、毛繕いも丁寧です。

顔は小顔で、オスに比べてエラはっておらずシュッとしています。

我が家のかんこちゃんはフェロモンなのか?オス達からはしない甘い香りがします。

かんこ
かんこ

いい女って、自然といい香りがするのかしら?

バロン
バロン

勘弁してくれよ母ちゃん。。。

メスの性格的特徴

過酷な野生化で妊娠出産という大義を背負ったメス猫は、マイペースで神経質な傾向にあります。新しい環境や人に対して警戒心を抱きやすく、新しい状況に慣れるまでに時間がかかる場合があります。

その分信用してくれた時は思いっきり甘えてくれるので、メス猫の性格は「ツンデレ」と表現されています。

一般的な猫の性格のイメージに近いのはメス猫かもしれませんね。

また、メス特有の毛色もありますので、三毛猫サビ猫といった柄の猫が好きな場合はメス猫になります。

一人暮らしの方や、猫といい距離感で生活したい方はメス猫がおすすめです。

メスが罹りやすい病気

メス猫がかかりやすい病気について、以下に代表的なものを紹介します。

  1. 膀胱炎・尿路疾患
     メス猫もオス猫と同様に膀胱炎や尿路疾患にかかりやすいですが、特に肥満の猫ではリスクが高くなります。水分摂取が不足したり、トイレ環境が悪い場合に発症しやすいため、トイレの清潔さと水分補給に注意が必要です。
  2. 肥満
     メス猫は避妊手術後にホルモンバランスが変わり、太りやすくなる傾向があります。肥満はさまざまな健康リスクを引き起こし、糖尿病、心臓病、関節炎などの病気を誘発する原因になります。食事管理と適度な運動が大切です。

また、避妊手術をしていない場合、乳腺腫瘍子宮蓄膿症卵巣腫瘍などのリスクがかなり高くなります。出産を望んでいない場合は、発情期が来る前に避妊手術をすることが大切です。

オス猫とメス猫の両方を飼ったことがある人の感想

オス猫とメス猫を両方とも飼ったことがある人が感じる、オス・メスの違いについても引用します。

やはり、オスが甘えん坊、メスはちょっと神経質という意見が多いですね。

オス・メスの特徴に合う飼育環境

マンション・一戸建て、家族構成、小さな子供がいるか、共働きかなど猫をお迎えする環境は人それぞれです。オスとメスの特徴を知って、自分の環境に合った猫ちゃんをお迎えすることは、猫も人も幸せに暮らすために大切なことです。

以下がオスとメスの特徴に合った環境です。

オス猫にあう環境

  • 甘えっこで遊びたがりのオス猫は長い時間のお留守番は向いていないかもしれません。不安分離症などの問題行動がメスに比べて多い場合があるので、比較的お留守番が少なく、構ってあげられる環境のお家がいいかもしれません。ご家族の多いうちや、家に誰もいない時間が少ないお家が向いています。
  • オス猫は、普段の行動も、遊ぶ時もアグレッシブなので、騒音を気にしやすい環境は向いていないかもしれません。飼い主さんが気にしすぎてストレスになるのは良くないので、一軒家やマンションなどの一階の角部屋などが安心です。
  • 多頭飼いをする場合、オス同士だと縄張り争いが起こる可能性があります。メス猫や3ヶ月くらいの子猫なら受け入れられることもあります。トライアルができる場所から迎え入れましょう。
バロン
バロン

俺以外の猫がかころん母ちゃんに可愛がられるのは我慢ならん!!!

かんこ
かんこ

嫉妬深い男は嫌われるよ。

メス猫にあう環境

  • マイペースなので比較的長いお留守番もできます。共働きなどで1日のうち構える時間が少ない環境でも好きなように過ごせると思います。その分、飼い主が帰ってきた時の甘えがすごいので、満足するまで可愛がってあげましょう
  • オスよりも小柄でおとなしいので、マンションなど、騒音を気にしやすい環境ならメス猫がおすすめです。ただ猫は高いところから飛び降りたりするので、全く騒音がないわけではありません
  • 神経質なので他の猫に対しての当たりが強い場合があります。多頭飼い希望の場合、相性をよく見極めることが大切です。
  • 甘える時にはとことん甘えたいけど、構われすぎるのも嫌なクールなタイプが多いので、小さな子供などがしつこく構ってしまう場合は、猫にとってストレスになります。

私は可愛がられる存在であって可愛がるのは私の仕事じゃないわ!

私がアイドルよ!

バロン
バロン

勘弁してくれよ〜

まとめ

いかがでしたか?オス猫とメス猫の特徴について理解が深まったでしょうか。

基本的な特徴をご紹介しましたが、もちろん猫にも個性がありますので、すべての猫に当てはまるわけではありません。迎えた猫をしっかり観察し、その猫に合った環境を整えることが大切です

ぜひ、あなたと猫にとって最適なパートナーシップを築いてください。

かんこ
かんこ

オスでもメスでもそれぞれに可愛いところがあるわよ!

バロン
バロン

僕たちとの生活を一緒に楽しんでほしいな!

コメント

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