猫がいても安心!観葉植物を守る方法

「猫が観葉植物にいたずらして困っている」と悩んでいませんか?実は、猫がいても安心して飾れる観葉植物はたくさんあります。でも、せっかく選んで飾ってみたら、猫が鉢の土を掘り返したり、ひどいときにはそこに粗相をしたり…。さらに、植物の葉っぱをむしって丸坊主にしたり、木に噛み付いて爪とぎをしたりすることもありますよね。

そんな猫のいたずらで、大事な植物が枯れてしまったり、見るも無残な姿になってしまうと、本当に悲しいものです。

私は保護猫5匹と暮らしており、観葉植物についても勉強し、様々な対策をしてきました。植物への執着は猫によって違いますので、興味ある猫はずっと植物を狙っているし、見向きもしない子もいます。

この記事では、猫がいる家庭でも観葉植物を楽しめるよう、猫のいたずらを防ぐ方法や必要な心構えについてご紹介します。

この記事を読むことで、安心して猫と共にグリーン豊かな暮らしを満喫できるようになります!

観葉植物を置くための心構えと植物を選ぶコツ

観葉植物を置く際には、猫にとって有害な植物が多いことを忘れず、十分な注意をしましょう。たとえ普段はいたずらしない猫でも、葉っぱを齧ってしまう可能性はゼロではありません。だからこそ、観葉植物を選ぶときは、必ず猫に安全な種類を選ぶことが大切です。

猫に安心な観葉植物については、別の記事「猫がいても楽しめる開運植物」で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

さらに、観葉植物を選ぶ際には、スペースが許す限り大きめの植物を選ぶことをおすすめします。その理由は、猫が葉や幹を傷つけた場合、大きな植物なら多少のダメージでは枯れにくいのに対し、小さな植物は致命傷を負ってしまう可能性があるからです。

植物を選ぶ際のちょっとした工夫で、猫と観葉植物の共存がより楽しく、安心できるものになるでしょう。

猫から観葉植物を守る方法

猫から観葉植物も守る対策は以下の通りです。

  • 500倍に薄めた木酢液を植物全体にかける
  • 葉の上に胡椒を振りかける。
  • 猫が届かないところへハンギングで飾る。
  • 温室などに入れて植物に触れられないようにする。
  • 植木鉢の土を掘ってしまう場合は蓋や園芸ネットを被せる。

これらの対策を組み合わせることで、猫と観葉植物をうまく共存させることができます。それでは、各対策について詳しく説明していきます。

木酢液を使用する

木酢液とは、木炭をつくる際に発生する水蒸気を冷却して得られる液体で、燻製と酢が混ざったような独特の香りが特徴です。この木酢液は、園芸でよく使われており、虫除けや肥料としての効果が知られています。木酢液は植物の成長を促進する働きもあるため、猫のいたずらを防ぎながら、植物を元気に育てることができます。

使用方法は簡単で、木酢液を500倍に薄めて植物全体にスプレーするだけです。猫は酢の匂いを非常に嫌うため、このスプレーをかけることで植物に近づかなくなります。薄めた木酢液は猫に害はないので安心です。さらに、木酢液は植物の成長を助ける効果も期待できます。植物にもいい木酢液は猫のいたずら対策として最もおすすめできる方法です。

胡椒を振りかける

猫は一般的に香辛料の強い香りを嫌います。特に、野良猫が庭で糞尿をするのを防ぐために、胡椒や他の香辛料が使われることがあります。研究によると、猫は特定の強い匂いに対して敏感で、忌避行動を示すことが確認されています。

そのため、ご家庭にある胡椒を観葉植物の土や葉っぱの上に軽く振りかけることで、猫が近寄りにくくなる場合があります。胡椒の香りが猫の嗅覚を刺激し、嫌がって離れていくことが多いのです。

ただし、こうした方法には個体差があり、必ずしもすべての猫に効果があるわけではありません。実際、我が家の猫には胡椒の香りはほとんど効果がありませんでした。したがって、この方法が有効かどうかは猫の性格や嗅覚の感受性によって異なる可能性があります。

ハンギングで飾る

猫が登れるような高い家具がない場所に、天井から植物を吊り下げるのも効果的な方法です。ただし、運動神経の良い猫の場合、予想以上にジャンプして届いてしまうことがありますので注意が必要です。

また、鉢底から紐がぶら下がっているタイプのプランターは、紐好きな猫にとって格好の遊び道具になってしまうかもしれません。そのため、写真左端のようなシンプルなハンギングプランターを選ぶと、猫の興味を引きにくく安心です。

ハンギングプランターはおしゃれなインテリアとしてもおすすめですが、植物の世話が少し手間になることもあります。ご自身のライフスタイルに合った選択をすることが大切です。インテリアと猫との共存を楽しみながら、快適な空間を作り上げてください。

温室などに入れる

多肉植物などの小さな植物を飾る場合は、室内用の温室に入れて置くのがお勧めです。猫が物理的に触れないようにすることが一番の対策になります。

そのほかにも、寒さや乾燥に弱い植物を温室に入れることによって、寒さや乾燥から守ることができます。

また小さな植物の入った温室は、大きな植物を飾るよりも場所を取らず、インテリアとしても可愛いのでおすすめです。

鉢蓋やネットを使用する

鉢植えの土を掘り返したり、土に粗相をされてしまう場合は鉢植えに蓋ができるプランターテーブルを設置することも有効です。インテリアとしてもおしゃれですし、大きな鉢植えなら簡単なサイドテーブルにもなります。

また、土の上に園芸ネットを被せたり、大きめのウッドチップを置くことも掘り返しの対策になります。コストをかけたくない方にはおすすめの方法です

まとめ

この記事では猫から観葉植物を守る方法をお伝えしました。猫がいてもインテリアや植物を楽しむことは飼い主の工夫次第で可能です。

猫の安全を一番に考えながら、グリーンのある暮らしを楽しんでみてください。

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